いけいけー

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generation 09
まああくまで結果論だけど、今回の金融危機を俯瞰してみると、その原因はヒトの心にあったと思っています。よくテレビとかで聞くのは金融システムの限界とかの話なのですが、システムはそもそもヒト(ユーザ)に依存をするものであって、ヒトがシステムに依存することは無く、超個人的には全てヒトの美意識の欠如が根っこにある。90年初頭のバブル崩壊は「土地の値段オラオラ」状態が崩壊。で今回の場合、僕頭悪くて新聞とか読みきらないので、でも本が好きなので今年一年間本屋の通い続けて得た情報を例にとると、「楽して稼ぐ!」とか「FXでバルク儲け!」とか、「5分で1000万稼ぐ方法!」とか、何かそういう美意識に欠けたタイトルの本が売られ買われした後に今回の金融危機が発生していて、なるほどなぁって。政府が悪いとか銀行が悪いとか、いろいろ言われてるけども、僕から視たらみんなが悪い。

そんなこんなで1つの世界が終わって、また新しく世界が始まったわけだけど、 1つの世界が終わると同時に僕が感じたのは、「絶対」っていうものは存在しない事と、「ヒトはいつか死ぬ」ということ。「絶対」が存在しない事は兎も角として、「ヒトはいつか死ぬ」ということは、長期的に見積もっても80年後、短期的に見積もると、今この瞬間死ぬ事だって有り得るんだな。「このホテルに泊まって、明日死ぬ」なんて事を考えながらイタリアのホテルに泊まったヒトはいないだろうし、「5分後に車に轢かれる」と思いながら道を歩くヒトはいない。

山手線にヒトが飛び込んで、乗客ため息をついて舌打をして、やれ「商談がどうなる」だの、「被害額の弁償」だの、ヒトの命とお金を等価に、 というか何でも「お金」という価値に換算しちゃうこの星の住人(SUNTORY BOSSより)に対して別に何も感じないけどね。

感じないけど何かこういう環境にいると、いろいろと見失ってるんじゃないかなぁおれも、って以上の内容を以下の本を読みながら考えましたよ。(本の下にある文章はコメント。書き損じじゃない。)

『リレキショ』
青春ていいよね。


『生き方』
tobeな行き方。


『未来を拓く君達へ』
志について、ポエム調にツラツラ。


『ナガオカケンメイのやりかた』
『ナガオカケンメイの考え方』60VISIONバンザイ!



『絆が生まれる瞬間』
リッツカールトンに関する本は全て買いました。


『お客様のためにいちばん大切なこと』
これはちょっと胡散臭かったな。


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僕含み、周囲にいる多くの方が思春期に突入した模様。
| | 23:07 | comments(2) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
傷つきやすくなった世界で
2週間程前に、クリムトの絵が描かれている煌びやかなシオリを買った。

そしてつい今日まで、クリムトの『接吻』の絵の意味を、
単純に”至上の幸福”のようなものだと単純に読んでいたのだけど、
本来の意味(←本人しか知らないはずだけど)を知って、驚いていて。
というのは崖っぷちな場面が描かれているらしく、
表情の周辺しか見た事が無かっただけに、足元を見ると確かに確かに。
いつの時代でも、みんなギリギリなんだなぁ…

そんなギリギリな昨今、僕もギリギリで。
そういや金曜日、気の合う同期と自由人とイタリアンを食べに行って、
シシリア海のビールを飲んで、大きい蛤を食べて、
エーゲ海のビールを飲んで、ジェノヴァピッツァを食べて、カードを切った。
入店後、注文してから値段がそこそこな事に気が付いて、
でも蒸し暑かった日だったので、早くビールが飲みたくて。
まあ注文した挙句、良い値段 :D 楽しかったからいいけど。
やっぱり食事はサシがいいね。自由度の高さが最高だなぁ。

で、週末は脈絡ナシで本を読んでおりました、大好きな石田衣良の本。

傷つきやすくなった世界で [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ 2)
傷つきやすくなった世界で [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ 2)
石田 衣良

内容はナイーブでオリーブでみんなラテン系気質というやつで、
その実、傷つくことを恐れている日本人の事を書いていて。

全編面白かったから、僕に興味のある人には読んで欲しいなぁ。
僕には興味が無くても、当然石田衣良に興味のある人、
本の筋だと社会問題だとか、仕事だとか恋愛、
家族、友人、若しくは自身に興味のある人には良い気がする。

中でも面白かったのが「迷う力の素晴らしさ」の章で、
”迷う楽しさ”について書いてあって。
ググって見つける最速解よりも、散歩して見つける解の方が、
こう、偶然性の観点から見て、実は最適解だったりするよねという内容。

後はまあ、「植物化する男たち」の章とか?
傷つきたくない=恋人いらないってのは極端だけど、
確かに頷ける内容で、周囲の事例を見ても嵌るはず。

傷つきやすくなった世界でもどこでも、
やせ細って真っ白の、モヤシにはなりたくないなぁ。
| | 22:28 | comments(2) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
いたたまれないなぁと思いながらEQを読んでみた
内定者合宿を前後して、殆ど興味のないノンフィクション系を読んでおる。
といっても殊更、真新しさは無くて、全て聞いた事のあるもの。
これもその1つ、EQ−こころの知能指数−ってやつ。

EQ―こころの知能指数
EQ―こころの知能指数
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ダニエル ゴールマン Daniel Goleman
土屋 京子 講談社 (1996/07
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IQ=頭のレベル、と言ったところなのかな。EQ=心のレベル、だそう。
そして生涯で出会う人数を換算したら何人になるか分からないけど、
情感だとか共感だとかが何だか大切なことらしい。
そういえば昨日、どこかの小学校が似たような取り組みをしているそうで、
テーマは「相手の立場に立つこと」、内容は、
給食当番の花輪君が牛乳を持ってくるのを忘れて、
それに気が付いたマルコちゃんが持ってくるというシチュエーション。
どうするオレ!で、花輪がまさかの「余計な事すんな、ボケェ」で殴りかかって、
マルコが牛乳パックを雑巾に染みこませ、花輪のロッカーに3年隠すというもの。

というのはウソだけど、花輪はどうしたらベストアンサーだったか、
を5年生が考えるという、異常と言ったら異常な授業だった。

どちらも提起したいのは、あなたの心のレベルはどの程度ってなわけで、
内定者合宿も若干含めてこの2週間をレビューしますよっと。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ。

星の王子さまからの抜書き部分。
面白かったのは第1章のエピソード。
頭では、種の保存、心では子供への無償の愛、ということでしょうか。
加えてギリギリという場面でこそ、心の真価が発揮されるということ。

一方は感じる知性による理解、もう一方は考える知性による理解。
私達の頭の中には、2種類の知性が存在する。


プラス、

感情は理性によって、理性は感情にとって、
不可欠なパートナーだ。


そうそう、それと時として、両者は対立する、
という文言をここに含めるべき、と思った。

情動によるハイジャック


全然、引用すべきではないところなのだけど、
ただあまりにも多く使われていたので、気になった箇所。

感情によって、私達はまず大まかな方向性を与えられ、
そこで初めて論理的知力を発揮できる。


これ困るんだよねー、自分にとっても他人を見てても。
「なんでそう思うの?」っていうソースがない以上、
説明しようはないし、理解のしようもないわけで。
「ただそう思うんだ」っていうのは自分の論理であっても、他人には否。
せめて自分のソースと導線を辿れたらなぁ、と内定者合宿で思った。
メイトが自分でない以上、しょうがないんだけど、悔しい。

感情は人生を豊かに色づける要素だ。
感情を排除した心理モデルは味気ない。


ポイントは味気ない、ってとこで、それで良ければそうしたら良い。
話は逸れるけど、人生に色を付ける要素は過去と未来ならどっちにあるだろう。

汝自身を知れ(中略)自己の情動を認識する能力は、
情動に関わるあらゆる知性の基礎となる。


メタ認知!
認識するには言葉が必要なわけで、そこで肝心なのは、
自分の快楽は、他人の快楽だとズレがあるってこと。
ただただ重要なのは、自分を積極的に理解しようとする人間は、
他人に対しても同じ姿勢で望めるとダニエルが言っている点。

苦しみも、創造性や高い精神力を養う力だ。
苦しみは魂を強靭にしてくれる。


悲しみを知っている人間の方が、人間らしさ、
すなわち愛情が滲み出ているというか、人間の味がする。
無論、楽しさを追求する人間も好きなんだけど。

怒りはもっともコントロールの難しい感情。
(中略)悲しみと違って、怒りを感じると元気が出る。


翻訳に若干のミスがある気がするが、この厄介な感情のメカニズムが理解出来た。

常習性の不安は結びつく創造的な現状打破とは逆の、
硬直した紋切り型思考であるという点で自滅的だ。


興味アリ。

女性の抑うつ病患者が男性の2倍、
男性のアルコール患者が女性の2倍。


笑った。

自分のやっていることに熱意や喜び-あるいは適度の不安-のような
情動による動機付けがあるかどうかによって、目標達成の度合いも違ってくる。


前に書いたビジョナリーピープルに重なった。
感じられないことが不幸なんじゃなくて、
感じようとしないことのほうが不幸だな、ともとれる。
加えて周りの人にももうちょっと頑張って欲しい。
僕の場合は周りの人のおかげで、意味のないことをした覚えがない。

楽観も希望も-その意味で無力感も絶望も-学習可能。


楽観は意思に属し、悲観は感情に属するいは言わず、
悲観も意思に属するのでしょうか、とすればそのメリットは?

フロー状態の人間は自分の行為を完璧にコントロールでき、
状況の変化にも完璧に対応出来る。


エナジーでもキャッシュでもフローが出続ける状態がベスト、
ってことで、やっぱりm-floは偉大だなぁと思った次第。

人間カメレオンは、自分の本心を口に出さず、
相手が反応を見せる前から意図を読み取ろうとして目を凝らす。


なるほどなぁ、と思う。個人的にグッときた。

人を威圧せんとする者は、すでに敗れたに等しい。


添えられたエピソードがとにかく素晴らしかった。
争いを収め、受け入れることこそ全てだそう。

否定的で敵対的な考え方を持って相手を攻撃すれば、
当然相手も自分を正当化しようとして身構える。


なるほどー、と思った。こうなればお互いが、
利根川の両岸から石を投げ合うだけで、イチローは別として当然届かない。

上手な喧嘩は結婚生活を豊かにし、
有害な思考を克服する機会になる。


上手な喧嘩・・・

以上が第9章までで、抜粋した箇所。

以降、9から15章の中で線引きしたのは、

扁桃核の中で凍りついたままの光景に達する方法の一つとして芸術がある。


の1点のみ。

後味の悪さというか特に子供に対する情動学習の章で疑問が多くて、
というのも僕に子供がいない点と、著者に子供がいない点(読み終えてから知った)、
の2つがたぶんその理由、そして何より子供=実験材料にしているところが、
個人的に悲しかったなぁと思って、感情が結果を産むのかなぁ、やっぱり・・・

| | 00:23 | comments(2) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
太った医者、無愛想な看護婦
本棚からの引用。気乗りした時のみ更新。

病院に誇大な妄想を抱き過ぎると痛い目にあう。

医者=キレキレ、というのはウソだと経験則から言い切れる。
看護婦=清楚、というのもウソである。かといってブスばかりだとは言わない。
だけども、医者は少しくらいとぼけていた方が良いし、
看護婦は綺麗であっても、仕事中は身なりを普通以下にしておくべきだ。
少なくともこれまでであって来たみな、それなりだった。

思うに病院てのは、地獄であるべきだ。さもなくば収容所か監獄か。
長くいるところではないし、落ち着ける場所じゃあない。
ノルウェイでもワタナベは飯を半分残して、長く滞在することは無かったし、
レイコさんは「どっちが医者で患者か分からなくなる」と続けて、
「だから長くいるべきじゃない」とも。
確かそこのシステムは一回出たら帰ってこれないようになっていて、
社会だか世界だかで行きぬかなきゃいけないようで。

病院にユートピア的発想を見出せるのは、おそらく老後。
視力が弱ってからか、定時に訪れる若い男性を見て欲情する女か
女性の性欲は一生と聞いたけども、本当かしらん。
実証されたら、これからは男の下克上時代の到来(違

故人・河合はやおが言っていたけども、カウンセラーって仕事は
いつだって患者に好意をもたれてしまうらしい。
だけどもカウンセラー=病気を治す人じゃなくて、
一時的な救済策しか示せない人とあって、好意をもたれても困るだそう。
だからモテたい人はカウンセラーになるべきだと言っていた。これは嘘だ。
ただ、カウンセラーを演じる事は可能なので、モテたければそうしよう。
「うん、そうだよね」
「わかるよ、その気持ち」
「でもね、君なら大丈夫だよ」
「だから、全部僕に任せて」
と言った具合で、次から次へ散弾銃でガスガスガスガス。

そんなこんなで奥田英朗のイン・ザ・プール。

イン・ザ・プール (文春文庫)
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田 英朗

「タバコは身体に悪いか」という話題になるたび説き続けるのだけども、
身体を蝕むのは癌であって、タバコには責任が一欠片もない論。
おそらく癌てのは、通告されてから急速に進行を始める。
「君は癌だよ」といって、精神が身体を蝕むのを助長するだけだ。
「どこも悪くないよ」と言われたらどうか。少しは気休めになる(はず)。
通告されずに済めばそれは自然死。まあ経験ないから分からないけど。

※「人はいつか死ぬ」ってのも面白かったけど、触れない。

昨今のビリーブームと言いロハスだか何だか根拠のない健康ブームは、
その多くがメディアを使った国策でR。加えて人のナルシズムにつけこんで、
デブ=悪、というが悪ではない。痩せてる=健康、ではない事からも証明可能。
しかも太った人には癒しの効果がある。面白いじゃん。
よって太っていることに限らず、楽しい事=善。

国策と書いたが、要は国の持つ医療費負担の減額、
そして消費活性化を狙っているだけの策。
悪者を創ることで、敵というか異端児を産んでイジめる。
結果、余計税金を搾取されて、国のお金になるだけの話。
よってスモーカーやデブは悪くない、というのが持論。
明日、デブであることや喫煙することで流行んないよ、
と言われたり侮蔑されたら回し蹴りしながら言ってやりましょう。
国の召使いめ、税務署員かと。

そんなわけで、この本は精神のケアが肝、という話で笑えた。

※加筆:デブのところはあんまり関係なかったかもね。
| | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
はしっておる
にゃろめー、今日はジムナスティックへ。
ランニングを1時間と腹筋などを30分ほど。
ここ2週間、雨の日以外毎日走ってるので身体が軽い!

それと本を読み終えた◎
走りながらずっと、「なんで本を読むのか」を考えてて。
陳腐だけども2時間後に死ぬと仮定して、目の前に『最高の食事』と『最高の小説』があるとしたたら、きっと小説を読みながら死ぬんだろうなぁ、などなど。

前に知人が「本を読む人って思考が深い」と言っていたけども、
一部正しいと思う。本は考えるための猶予を与えてくれる。

そう考えていて思い当たったのがjohn lennonのimagine。本じゃねぇ。
”Imagine there's no heaven・・・”から始まって似たような歌詞が続くやつ。

本も似たようなものかと思ってる。
man to manという意味では会話と同じだけど、
ただ違うのは、一方通行である点。
会話って即興で、それはそれで楽しいけどね。
片方がイマジネーションで話していたら、会話にならないような。
本はというと、メッセージを受け取って、ひたすら考える。
仮説を立てたり経験とリンクさせたりしながら、考える。
おそらくそのプロセスが楽しいから本を読んでいるんだと思う。

インターネットなんかよりはるかに優れた群集の叡智(Wisdom of clouds)である点は言うまでもない。

表示がうまくいかないんで、いちばんしたに本のリンク貼ってます。
ハイライト部分を◎

■人生について
「太陽は過去であり、地球は現在であり、月は未来である」(中略)運命が僕に呼びかけているのに、その言葉を聞きとろうと耳を澄ますたびに、それが僕の知らない言語で語り掛けていることを思い知らされているという感じだった。

■愛・友情について
僕は崖から飛び降りた。そして、最後の最後の瞬間に、何かの手がすっと伸びて、僕を空中でつかまえてくれた。その何かを、僕はいま、愛と定義する。それだけが唯一、引力の法則を無化する力を持っているのだ。

■偶然について
僕がシカゴに来てからそれほどたっていない時に、叔父は『80日間世界一周』という映画を見に連れて行ってくれた。映画の主人公の名は Phileas Foggで、僕と同名だった。映画を観た日から叔父は僕のことを "Phileas"と呼ぶようになった。

それと魅かれた文章を
狂おしい雰囲気が街を捉えていた。五十ドル札が見知らぬ人々のポケットのなかに入って歩き回り、雨は降っていてかつ降っていなくて、壊れた傘をつき抜ける土砂降りの雨は言一滴たりとも我々に当たらなかった。

舞台がNYで、主人公が不幸(を気取る)な青年てのが良かったのかも。

最後にオースターの定句。
偶然はリアリティの一部です。私達は常に偶然の力によって形づくられている。
/ ポール・オースター


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ポール・オースター 柴田 元幸 Paul Auster 新潮社 (1997/09)
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| | 02:02 | comments(0) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
ガッツ石松のR25
見かける機会が多く、気になって読んでみた。

俺たちのR25時代
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R25編集部 日本経済新聞社 (2005/11)売り上げランキング: 208850


総勢26人のR25時代を振り返る、といういまいちピンと来ないテーマ。
何でも「25歳から34歳は男性にとって”社会人の思春期”」だそうで、
第2の成人を迎える時期だそうです。

□石田衣良

「毎日遊んで暮らすのって、2年もたったら本当に飽きます」

□松尾スズキ

「単純に”自分はそういう世界で食べていける才能がある特別な人間だ”
という思いを抱けなかった」

□笑福亭鶴瓶

「自分が熱を見せるということは、相手に対してそれをわかってもらいたいということでしょ。」

□哀川翔

「親のスネかじるのも人の世話になるのも構わない。
それをわかってやってるかどうかが大切なんだよ。」

□唐沢寿明

「自分を取り巻く全体的なものを一瞬で把握して、自分の居場所を探さなきゃ。」

□福井晴敏

「”ここにあなたというエンジンを、ネジを入れたい”っていうときに、
そこで最高のネジやエンジンになってみせるところが、いちばん面白い。」

□萩本欽一

「自分で言える言葉には限界があるけど、他人の口を通したとき、
とてつもないパワーを発揮することがある。」

□ガッツ石松

「祖にして野だが、卑ではない」

□京極夏彦

「どんな本でも面白いんです。少なくとも本は、何人もの目を通って作られ、
何百人という人の手を伝って売られてる。必ず”面白い”と思った人がいるから出版されているわけです。面白さのツボがわからなかったらといって、”面白くない本”と断言するのは間違い。ツボ探しに失敗してるだけです。」

□八嶋智人

「僕はノミでした。」

□武田鉄也

「男ってバカバカしい生き物で、一冊の本で人生が変わるんですよ。」

□藤原弘、

「”どんな事でも起こるだろう”と信じれば、データやマニュアルでは考えられない奇跡を起こすこともできる。人間力というのは、そこを超えている力ですから。」

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時折、ガッツ石松がTVで見せる”間”がよくわからない。

本棚を作ってみたので、暇な時にでも。
| | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
島本理生*思い出ってばきっと
思いでってばきっと、ぐちゃぐちゃにして、
踏み潰して、形がなくなるまで燃やして。
火傷しちゃうくらい熱かったりするけど、
その中から何かを見つけ出して、
そんな燃えカスの中に真実があるんですよ、きっと。
真珠みたいに綺麗なものじゃなくって、ずっと汚いもの。

生まれる森
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島本 理生 講談社 (2007/05/16)売り上げランキング: 26401


今日が何かの始まりの日になれば、と思い本屋へ行き、買った本。
思えば1年生の時に何を思ったか本を読み貯め、
2・3年生でそれまでに買った本を読み返し、
最近また新しく本を買い、読み始めたのです。

この本の中で魅かれたのは、
子供の頃は毎日なにかしらの絶望や発見があって、きっと自分は大人になる前に死んでしまうという妙な確信を抱いていたことも今となっては笑い話だけど、放課後の校庭にあふれる光や砂糖の入っていないコーヒーの味、セックスに関する具体的な情報や降り出す雨の気配には、今より敏感だった気がする。

という冒頭の一文。

著者の彼女は数年前に有名になって以来、高い評価を受けてきたので、
彼女の本を僕は手にとって読む気になれなかった。
流行ってば怪しくて、僕も全うな評価を下せない気がするから。

この本は今日付けで発行されていて、誰より早く評価を出せる気がしたので購入。

良かったのは小道具、特に音楽の使い方。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに始まり、
サイモン&ガーファンクルからOasisまで雑多。
世代が僕らと同じため(83年生)、何となく「分かる」。

気になったのは、構成がかなり粗い点。
筆者があとがきで、
人が恋を失った直後の生々し感情をラフスケッチのように素早く書きとめ、
そこから出たいと願う人のためになればいいという思いだけで一冊書き上げてしまった。

と言っている通り、非常に人間臭い(いわば非効率的な)小説だった。

共感出来る箇所は多かったけども、そんなに新しさはなく、
たぶん読み返す事はしばらくなさそうなので、読みたい人いたら貸します。

何度も「こいつら面倒臭いなぁ・・・」と思い、自分にも若干似た所があると気付き、
嫌気が指しながらウイスキーをひたすら煽り、煽り、煽り続け、ムカムカしながら読了。

かくいう今も、ロックで飲み続け、今夜は尿意との戦いになりそうです。
| | 00:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
ビジョナリーピープルを読了した
昨日の夜11時に読み始め、1度は挫折してドラゴンボールに移ったけども、
今日、電車→スタバ→電車→ミスド→電車と場所を変えながら読み終えた。
映像はこちら※英語です

ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一 英治出版 (2007/04/07)売り上げランキング: 105
おすすめ度の平均: 4.5
4 自己啓発書としてなら
5 知的エンターテインメント書
3 「カンパニー」を読んだ人には期待外れかも


こういった類の本は講義用テキスト以外殆ど手に取った事はなくて、
買ったとしても途中で投げ捨てて来た。

今回読んだ本は久し振りに一気に読了出来た。
何故かというと、非常に面白かったからだ(当たり前)。

ちなみに最後の方にある分析手法はまだ読んでいない。
何故かというと、あんまり面白くないからだ。

帯には「自分の道を進む勇気が沸いてくる」とあるけれど、
何となくテンションが上がる本だった。

特徴は成功者達のパーソナルな部分が描かれている点。
性格だとか育った環境だとかが第3者の視点で表現されているので、
下手に派手な描写だとかかっこつけみたいなのがなくて読み易かった。

ちなみに知っている人は少ないと思うけれど、僕は吃音だ。
原因はおそらく自分にあって、色んな人と僕の性分が見事に対立してしまい、
その結果として自然と生じたものだと思う。

◇◇◇

ハイライトした部分を・・・ジェッ!(q verbal
「今日におけるリーダーシップの仕事は、ただの金儲けではない。それは意義を考え出す仕事だ。」

お金のために働くか、自己実現のために働くか。マズロー!
前者は「労働」。後者は、なんだろうなぁ。
社会貢献?とにかく各々の夢を果たす事が出来れば、
いつか融和点が生まれて理想が実現するんじゃないかなぁ。
この世界において正しいことを賛美するのは、このうえなくダサくてカッコ悪い行為なのだ。我々は安全を気にする両親、親戚、高等教育機関、そして夜のテレビニュース番組によって、楽観的な人たちを無視したりあざけったりするよう、実に巧妙に教育されている。

通ずるのは「悲観は感情に属し、楽観は意思に属する」というもの。
ああ、それからタイタンズを見てからずっと思っているのだけれど、
日本てば「差をつける事で成長出来た」論。
「三国人!」とかいって「いっしはら!いっしはら!イエイー!」、
何て事を言ってるのはきっと日本人だけで、愚鈍だと思う。
黒白だとか青白を一緒にしてどんどん成長するのが理想であって当然な事。
今更中国人を日本に、とかいっても。ねぇ。
「空想や現実を試す事によって、理論上ではなく実際に、自分が成長して何者になっているのかを学ぶ。」

これは大学に入ってから耳にタコが出来ちゃうくらいみんなで唱え続けて来た事。
文句言うよか、動けというもの。きっと成長とかって結果の後について来るもの。
過程で感じる成長ってば、ナルシシズムみたいなもんで、早く捨てないと結果が腐る。
どういう事かというと100キロマラソンの30キロ地点で「ああ楽勝かも」、
って思った時点できっと僕は終わっていたんだなぁと。愚鈍だなぁ。
「われわれはひとりひとり、ある成功の基準に到達するために自分なりの方法を模索しなければならない」

これがやってみる事で一番苦しいところで楽しいところだと思う。
ちょこちょこ自分を小出しして模索するのはとてつもなく楽しい。
「立派な仕事を成し遂げるための唯一の方法は、今取り組んでいる仕事を好きになることだ。好きになれる仕事がまだ見つからないというなら、探し続けよう。このことは、自分の仕事にも愛する人にも同じようにあてはまる。愛に結びつくあらゆるものの場合と同じように、それを見つけたときはそれはわかるものだ。そして、どんな立派な人間関係でもそうであるように、年月が流れるにつれて、それは次第に好ましいものになっていく。だから、見つかるまで探し続けよう。あきらめないことだ。」

有名なスタンフォード大学でのジョブズの講演内容。
ウェブ人間論でも言われてて、色んな意味で感慨深い言葉。
「自分もワクワクしながら、そして同時に周りの人達の力にもなっているか」(中略)「永続的な成功をおさめている人達は、周りの人達に対する奉仕に必死に取り組む事が、そっくりそのまま自分自身のためになると自覚しているのだ」

文面からは読み取りにくいけれど、「周りへの奉仕=(→)自分自身の成長」となっていて。どちらに対しても100%を追及する姿勢。素敵◎
「何がうまくいかなかったのか、その原因を私は理解しているのか、そしてどのような対策が必要なのか」

僕の理想とする思考回路。ここがうまく出来れば、明日は失敗しない。
「彼らはリスクに立ち向かい、恐れをまともに感じ、辛辣な批評を受け止め、失敗から学び、そしてとにもかくにも自分自身の生きがいに打ち込んでいる」

批評の中から真実を探り出すのは骨が折れるだろうけど、
腑に落ちるまで考え抜くと何かが変わるんじゃないだろうかなぁ。
「永続的な成功をおさめている人たちの奇妙な触発的行動スタイルのひとつに、本当に論争を求めているという姿勢がある。」

併せて、「悲観ではなく、問題の解決を」論。
ポジティブな人達ってば、落ち込む事なく「じゃあどうしよう」を考え始めるから素敵。
「ああそうですか。ごめんなさいねぇ。じゃあ言う通りにしますよー。」
っていうのはbull shit!こういうのは何も変わらないから。
欲しいのは両者の意見のメルティングポイントであって妥協点ではない。
「打ち込む価値のあるもので、ひとりの力で成し遂げられるものなんて一つもない」(中略)「本来の自分になれる、そして自分の存在以上の立派な大義に打ち込む集団の一員になれると信じられるのは、人生の何よりの喜びであり自由であって、これにまさるものはない」

真偽は定かじゃないけれど、スポ根で育った人にはグッとくる一文。

◇◇◇

勘のいい人は気が付いているかもしれないけど、
こういう人達(文面から読み取っただけだけど)ってば僕らの周りにいるって事。
だから尚更、この本を興味深く読めたのです。

続く
| | 21:43 | comments(4) | trackbacks(2) | 「pookmark」の意味がわかりません |
ジョン・マケイン上院議員の言葉
「本来の自分になれる、そして自分の存在以上の立派な大義に打ち込む集団の一員になれると信じられるのは、人生の何よりの喜びであり自由であって、これにまさるものはない」

ビジョナリーピープル、ラストスパート!

@ミスド飯能
| | 18:13 | comments(2) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
steve jobsの言葉
「立派な仕事を成し遂げるための唯一の方法は、今取り組んでいる仕事を好きになることだ。好きになれる仕事がまだ見つからないというなら、探し続けよう。このことは、自分の仕事にも愛する人にも同じようにあてはまる。愛に結びつくあらゆるものの場合と同じように、それを見つけたときはそれはわかるものだ。そして、どんな立派な人間関係でもそうであるように、年月が流れるにつれて、それは次第に好ましいものになっていく。だから、見つかるまで探し続けよう。あきらめないことだ。」

やっと中盤@池袋スタバ
| | 15:02 | comments(0) | trackbacks(0) | 「pookmark」の意味がわかりません |
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